テキストが跳ねるFusionテンプレート

テキストが跳ねるFusionテンプレートを作ってみる。

bounce

Center Yの値

ポイントはText+のCenter Yの値を時間の経過と共に変化させるところだが、直感で試行錯誤したり自分で計算するのは面倒なので・・・手軽に使える物理演算エンジンmatter.jsを使って物体を落下させたときのY座標を使える値に加工することにした。

brm.io

座標を得るためのコードは割愛するが、結果として以下のような値が得られた。

0.555, 0.670, 0.720, 0.755, 0.778, 0.793, 0.800, 0.800, 0.793, 0.782, 0.766, 0.747, 0.723, 0.694, 0.662, 0.626, 0.586, 0.542, 0.510, 0.528, 0.541, 0.549, 0.552, 0.551, 0.545, 0.534, 0.520, 0.501, 0.507, 0.509, 0.506, 0.500

この値を使ってCenter Yにキーフレームを打っていけば・・・跳ねているように見えるだろうか? bounce animation

テンプレートの自動生成(出来なかった)

Center Yを手入力するのはこれまた面倒なので・・・Fusionテンプレート(単なるテキストファイル)を生成するスクリプトを書けばよさそう。生成できるかどうか確認するために、まずは適当にCenter Yを変化させたText+ノードをテキストファイル(.settingsファイル)へ書き出して中を見てみると・・・Centerの変化が各キーフレームを結ぶ2種類のベジエ曲線(?)として定義されていて、難易度が高そう。試しにそれっぽい値でベジエ曲線を定義してみたが、うまくアニメーション出来ず。結局今回はデータが30個程度ということもあり、DaVinci ResolveのInspector画面で手入力することにした。